
ショート動画を外に頼もうと思って調べてみると、「1本2,000円から」という募集もあれば、「1本35万円」という料金表もあって、どれを信じればいいのか迷ってしまった経験はないでしょうか。見積もりを取っても、高いのか安いのか判断できないまま、という担当者の方も多いはずです。
実は、ショート動画制作の金額は「どこまで任せるか」と「月に何本作るか」の2つでほとんど説明できるんです。
この記事では、任せる範囲ごとの1本あたりの相場、見積もりの差が出るポイント、投稿用と広告用の違い、頼み先の比べ方、依頼の流れと期間、実際の企業の例まで、順番に紹介しますね。
先に答え
ショート動画制作の費用は、任せる範囲と月の本数で決まります。
ショート動画制作とは、YouTubeショートやTikTok、Instagramのリールなどに載せる、縦型で短い動画を作ることですね。素材を渡して編集だけを頼むなら1本数千円から、撮影まで頼むなら1本数万円、企画から作り込む広告用なら1本10万円以上が、公開されている料金の目安になります。まずは目的と月の本数を決め、それに合う範囲だけを任せましょう。こうしておくと、「安く頼んだのに使えなかった」「高いのに本数が足りない」という失敗を防げます。
この記事のポイント
- ショート動画制作で頼める範囲と、投稿用・広告用の違い
- 編集だけ・撮影込み・企画から・月額まとめの、1本あたりの相場
- 見積もりの金額に差が出るポイントと、月の予算の考え方
- フリーランス・制作会社・運用代行・内製の比較と、依頼の流れ
- 制作会社の選び方と、外注・内製で取り組んだ実例3社
こんな人向け
これからショート動画を外注したい企業の担当者や、制作の予算を決める経営者・マーケティングの責任者に向けて書いています。「見積もりが妥当か分からない」「フリーランスと制作会社のどちらに頼むか迷っている」と感じている方に、そのまま使える内容です。
投稿や数字の分析までまとめて任せたい方は、→ SNS運用代行の相場 もあわせて読んでみてください。この記事では、ショート動画を作る部分のお金と頼み方に絞ってお話しします。
目次
1.ショート動画制作で頼めること
結論
まず「投稿用か広告用か」を決めると、頼む中身が決まります。
ショート動画は、スマートフォンで縦に見る短い動画のことです。作る工程は長い動画と同じで、企画、台本、撮影、編集、投稿に分かれますよ。外に頼むときは、このうちどこからどこまでを任せるかを決めることになります。

頼める工程と、それぞれの中身
| 工程 | 頼める中身 | 自社に残しやすいこと |
|---|---|---|
| 企画・構成 | ネタ出し、冒頭の数秒の見せ方、台本 | 自社の強みや、言ってはいけないことの確認 |
| 撮影 | 撮影の段取り、機材、出演者の手配 | 社員の出演や、店舗・工場の場所の手配 |
| 編集 | カット、テロップ、BGM、ナレーション | 仕上がりの確認と、修正の指示 |
| 投稿・分析 | 投稿の作業、数字の確認、次の企画への反映 | 問い合わせや応募など、売上に近い数字の確認 |
全部を任せることもできますが、自社のことは自社がいちばんよく知っています。企画の土台になる情報や、最後の確認は社内に残しておくと、仕上がりのずれが減りますよ。
投稿用と広告用では、作り方も見る数字も違う
同じショート動画でも、アカウントに投稿して見てもらう「投稿用」と、お金を払って配信する「広告用」では、作り方が変わります。縦型ショート動画の制作を手がけるJPCは、2つの違いを次のように整理しています。
| 比べる点 | 投稿用 | 広告用 |
|---|---|---|
| 目的 | 知ってもらう、ファンを増やす | 購入や問い合わせにつなげる |
| 長さの目安 | 15〜30秒 | 15〜60秒 |
| 見る数字 | 再生数、保存数、フォロワー数 | クリック率、成約数、1件あたりの費用 |
| 作り方 | 同じ日にまとめて撮り、本数を出す | 1本ずつ作り込み、何パターンも試す |
投稿用は数を出して反応を見るので、1本あたりの単価をおさえるのが基本です。広告用は1本の出来が成果を左右するので、企画や撮影にお金をかけます。広告用を投稿用の値段で頼むのは、オーダースーツを量販店の値札で頼むようなものなので、まずはどちらを作るのかを決めておきましょう。
広告用のショート動画をどの媒体に、どの形式で流すかは、動画広告とはで比べています。
2.ショート動画制作の費用相場:任せる範囲で単価が変わる
結論
編集だけなら数千円、企画から頼むと10万円以上が目安です。
ここでは、公開されている料金をもとに、任せる範囲ごとの1本あたりの目安をまとめます。どれも各社が公開している金額の例で、業界の平均ではありません。実際の金額は、長さや撮影の内容で変わります。
任せる範囲ごとの1本あたりの目安
| 任せる範囲 | 1本あたりの目安 | 公開されている料金の例 |
|---|---|---|
| 素材を渡して編集だけ(個人) | 数千円〜1万円前後 | 支援会社の解説で1,000〜10,000円、クラウドソーシングの募集で継続3,000〜8,000円 |
| 素材を渡して編集だけ(会社) | 1万〜3万円台 | 支援会社の解説で1万円〜、制作会社の編集セット3万3,000円(税込) |
| 撮影+編集(投稿用) | 2万5,000〜8万円前後 | 月8本で1本2万5,000円・月4本で1本3万円(まとめ撮り)、撮影セット5万5,000円(税込) |
| 企画から作り込む(広告用など) | 10万〜35万円 | 15秒で12万1,000円+企画・進行費15万円、広告用の撮影+編集35万円 |
| 月額で企画〜投稿まで | 月15万円〜 | 月5本で15万円、月8本で35万円〜のSNS運用プラン |
出典は、JPC(バズARMY)と美手紙(ショート動画屋さん)の料金ページ、動画幹事のショート動画制作会社の解説と掲載情報、stock-sunの解説記事、クラウドワークスの募集ページです。動画幹事の解説では、企業のSNS用のショート動画の相場を1本10万〜30万円としています。表の金額の幅が広いのは、同じ「ショート動画1本」でも中身がまったく違うからなんです。同じ「ラーメン1杯」でも、屋台と専門店で値段が違うのと似ていますね。
個人と会社で、単価の差が出る理由
個人のフリーランスに編集だけを頼むと、1本数千円で収まることもありますね。一方で、制作会社には担当者や確認の手間、修正の対応が含まれるので、単価は上がります。
安さだけで選ぶと、連絡が遅い、品質が安定しない、急にやめてしまう、といった困りごとが起きやすくなります。逆に、素材がそろっていて作り方が決まっているなら、個人に頼んでも十分に回りますね。
3.見積もりの金額に差が出る6つのポイント
結論
撮影の有無と、まとめて頼む本数で金額が大きく動きます。
同じような内容に見えても、見積もりの金額が倍以上ちがうことは珍しくありません。差が出やすいのは、次の6つです。

| ポイント | 金額が上がりやすい場合 | おさえる工夫 |
|---|---|---|
| 企画・台本 | 制作会社がネタ出しから考える | 自社で話したいテーマを先に出す |
| 撮影 | カメラマンが出張する、場所を何か所も回る | 1日でまとめて撮る、社内で撮る |
| 出演者 | モデルやインフルエンサーを手配する | 社員が出演する |
| 音・声 | プロのナレーション、有料の音楽 | 字幕を中心にする、使える音楽を決めておく |
| 修正とサイズ違い | 修正の回数が多い、別の比率の版も作る | 修正は2回までなど、先に決めておく |
| 本数 | 1本だけ単発で頼む | 月の本数をまとめて頼む |
たとえばJPCの料金表では、投稿用のまとめ撮りは月4本で1本3万円、月8本で1本2万5,000円です。広告用も、1本なら35万円、2本まとめて撮ると1本30万円になっています。撮影の日を1日にまとめられると、移動や準備の手間が減るので、1本あたりの金額が下がるというわけですね。
見積もりを比べるときは、1本の金額だけでなく、何が含まれているかをそろえて見てください。「1本3万円」と「1本5万円」でも、片方に撮影と修正2回が入っているなら、高いほうが割安なこともあります。値札の数字だけで選ぶと、あとから「それは別料金です」と言われて、結局いちばん高くついた、という話もよく聞きますよ。
4.頼み先の比較:フリーランス・制作会社・運用代行・内製
結論
月の本数と、社内で使える時間で頼み先を選びます。
ショート動画を作る方法は、大きく分けて4つあります。どれが正解ということはなく、目的と体制で向き不向きが決まります。
| 比べる点 | フリーランス | 制作会社 | 運用代行 | 内製(社内で作る) |
|---|---|---|---|---|
| 主に任せる範囲 | 編集が中心 | 企画・撮影・編集 | 企画から投稿・分析まで | すべて社内 |
| 1本あたりの目安 | 数千円〜数万円 | 数万円〜35万円 | 月額で15万円〜 | 外に払う費用は少ない |
| 向いている場合 | 素材がそろっていて、作り方も決まっている | 広告用や、品質をそろえたい | 続ける時間が社内にない | 本数を多く、速く出したい |
| 気をつける点 | 品質と連絡の速さに差がある | 本数が増えると費用が膨らむ | 数字の報告が自社の目標とずれやすい | 担当者が忙しいと止まる |
たとえば、月に2〜3本の広告用を作りたいなら、制作会社がいちばん安心です。月に10本以上を出し続けたいなら、制作会社に頼むと毎月の費用がかさむので、企画は社内で決めて編集だけを外に出す方法や、内製も選択肢に入ってきますよ。月に10本を単発の見積もりで頼み続けると、動画より請求書の束のほうが長くなってしまうかもしれません。
投稿や分析まで任せる運用代行の料金は、→ SNS運用代行の相場 でくわしく比べています。YouTubeのチャンネル全体を任せたい場合は、→ YouTube運用代行の費用と選び方 もあわせてご覧ください。
5.月に何本作る?本数と予算の決め方
結論
最初の3か月は、続けられる本数を決めて予算を組みます。
ショート動画は、1本だけ作って終わりにすると、良かったのか悪かったのかが分かりません。何本か出して反応を比べ、伸びた型を増やしていくのが基本です。そのため、予算は「1本の単価×月の本数×期間」で考えます。

公開料金をもとにした月の予算の計算例
次の表は、JPCの公開料金をそのまま本数にかけた計算例です。実際の金額は、内容や会社によって変わります。
| 作り方 | 1本の金額 | 月の本数 | 月の予算 |
|---|---|---|---|
| 投稿用・まとめ撮り | 3万円 | 4本 | 12万円 |
| 投稿用・まとめ撮り | 2万5,000円 | 8本 | 20万円 |
| 広告用・2本まとめて撮影 | 30万円 | 2本 | 60万円 |
3か月続けると、投稿用の月4本でも36万円になります。社内で予算を通すときは、月の金額だけでなく、判断するまでの期間の総額も一緒に出しておくと話が早いですね。
長い動画から切り出すと、本数を増やしやすい
すでにYouTubeで長い動画を出している場合は、その一部をショートに切り出す方法もあります。撮影をし直さずに済むので、1本あたりの費用をおさえられますね。前の日のカレーでカレーうどんを作るような、手軽でうれしい方法なんです。
ただし、切り出すだけでは、縦の画面で見たときに人物が端に寄ったり、話の途中で終わったりしがちです。撮影の段階でショート用の場面も決めておく進め方は、→ 動画マーケティングの進め方 で紹介しています。
ショートの本数と体制を、先に決めておきたい方へ
ショートに任せる役割の決め方から、長い動画とセットで作る企画の型、続けられる本数と体制の決め方までをまとめた無料資料「企業のYouTubeショート活用ガイド」(全26ページ)を、資料のページで公開しています。
- ショートに任せる役割を、先に決められます
- 続けられる本数と体制、費用の考え方を整理できます
6.依頼の流れと、納品までの期間
結論
最初の1本は、相談から2〜3週間ほどを見ておきます。
ショート動画は短いので、すぐにできると思われがちですよね。ですが、動画が15秒でも、準備まで15秒で終わるわけではありません。外に頼む場合は、打ち合わせや確認の時間が入るので、最初の1本にはある程度の期間がかかります。

依頼から納品までの流れ
- 相談・ヒアリング:目的、届けたい相手、月の本数、使う場所を伝える
- 企画・構成と見積もり:ネタと構成の案、金額を出してもらう
- 契約:修正の回数、納期、動画を使える範囲を決める
- 台本と撮影の準備:出演者、場所、小道具をそろえる
- 撮影:まとめて撮れる本数を、1日で撮る
- 編集:テロップ、BGM、ナレーションを入れ、確認と修正をする
- 納品:決めた形式で受け取り、投稿する
JPCが公開している流れも、ヒアリングから企画構成、見積もり、契約、撮影の準備、撮影、編集を経て納品する順番です。
期間の目安
ショート動画の制作会社の美手紙は、構成、撮影、編集のそれぞれで、1本目を5営業日ほどで出すと案内しています。3つを足すと、最初の1本までにおよそ3週間かかる計算ですね。2本目以降は数日おきに出せる、としている会社もあります。
最初の1本が遅いのは、作り方をすり合わせているからです。ここで手を抜くと、2本目以降も同じ修正を繰り返すことになるので、最初の打ち合わせには少し時間をかけてみてください。
7.失敗しないショート動画制作会社の選び方
結論
実績の再生数より、自社と似た目的の例があるかを見ます。
制作会社のサイトには、大きな再生数の実績がよく並んでいます。ですが、エンタメのアカウントで100万回再生された実績が、企業の採用や集客にそのまま役立つとは限りません。子猫の動画で100万回再生された実績は、子猫のかわいさのおかげかもしれないからです。次の5つを確かめると、選びやすくなります。

| 確かめること | 見るポイント |
|---|---|
| 目的が近い実績 | 採用、集客、商品の販売など、自社と同じ目的の例があるか |
| 投稿用か広告用か | 得意なのはどちらか。両方を頼むなら、両方の実績があるか |
| 数字を見て直すか | 作って終わりか、反応を見て次の企画に活かしてくれるか |
| 含まれる範囲 | 企画、撮影、修正の回数、サイズ違いが料金に入っているか |
| 権利の扱い | 出演者、音楽、素材を、広告や別の場所でも使えるか |
特に権利の扱いは、あとから困りやすいところです。投稿用として作った動画を広告に回そうとしたら、出演者の了承や音楽の使える範囲が足りなかった、ということがあります。契約の前に、どこで、いつまで使えるのかを書面で確かめておきましょう。
会社選びの全体の考え方は、→ 動画制作会社の選び方 でも紹介しています。
8.実例:ショート動画の作り方を工夫した3社
結論
3社とも、目的に合わせて任せる範囲を決めていました。
ここでは、外に任せる、社内で作る、外注から社内に切り替える、という3つの進め方の例を紹介します。どれも公開されている情報をもとにしていて、数字は記事の公開時点のものです。
実例1|セレス(IT企業):企画から投稿まで任せ、月4〜5本に絞った
ポイントサイトなどを運営するセレスは、2025年12月に採用向けのTikTokアカウントを始めました。動画の企画、撮影、編集、投稿は、セレスの子会社でショート動画を専門にするstudio15が担当し、セレスの専属チームがプロデュースする形をとっていますね。
- 進め方:毎日投稿にこだわらず、投稿を月4〜5回に絞った。動画の中では採用への誘導を入れず、社員の個性を見せる内容に集中した
- 広告との組み合わせ:投稿した動画に20万円の広告をかけ、1,000回表示あたり20円、クリック率1.34%で配信した
- 公開されている成果:本格的に始めて約1か月で、DMから応募の相談があった。プロフィールの採用サイトへのリンクは2か月で1.3万回押され、再生数は投稿と広告の合計で2か月で1,600万回を超えた(2026年2月3日時点)
- 出典:studio15のプレスリリース(2026年2月13日公開)。studio15はセレスの子会社です
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ポイント:任せる範囲を広くとっても、本数は「続けられる数」に絞っていた点が参考になります。社内に専属の担当を置けない会社ほど、本数より中身を優先する考え方は役立ちそうです。
実例2|くら寿司(回転寿司):2人で企画から撮影まで続けた
回転寿司チェーンのくら寿司は、社員が出演する公式YouTubeチャンネル「くら寿司 178イナバニュース」を運営しています。長い動画の登録者が1,000人を超えたところで伸び悩み、2021年7月にショート動画を始めたそうですよ。
- 体制:販売促進部の2人が、企画から撮影、公開までを行う。開設したころは部署全体で作り、販促物を作る社員でIllustratorを使える人が、動画のソフトも覚えて編集していた時期もある
- 作り方:お店の裏側や、お皿が回収されたあとの流れなど、身近な疑問に答える短い動画を出し続けた
- 公開されている成果:2023年7月に登録者10万人を超え、「くら寿司 お皿の行方」のショートは、2026年10月時点で4,800万回以上再生されている。登録者は2026年10月時点で約15万人
- 出典:くら寿司の公式リリース(2023年)、広報会議の記事(2022年3月7日公開)、MarkeZineの記事(2025年3月21日公開)
ZiiiRA
ポイント:外注の費用をかけなくても、身近な疑問に短く答える型を決めて続けると、大きく伸びることがある例です。社内で作る場合は、まず少人数で続けられる型を1つ決めるところから始めるとよさそうですね。
実例3|バルクオム(メンズスキンケア):外注から社内に切り替え、試す速さを上げた
メンズスキンケアのバルクオムは、以前はTikTokの広告動画を外に頼んでいました。ただ、1本数万円で15秒の動画を5本頼むと、納品まで1〜2週間かかり、試すたびに時間がかかるのが悩みだったそうなんです。
- 変えたこと:テンプレートを使える動画制作ツールを入れ、広告用の短い動画を社内で作るようにした
- 作る速さ:これまで1週間かかっていた検証が、その日のうちにできるようになり、速さは7分の1になった。1人で週10本、チームで月100本ほど作れるようになった
- 公開されている成果:外注では10秒の動画でも安くて2〜3万円かかっていたが、社内で作ることで月10万円以上の費用を減らせた
- 出典:動画制作ツール提供会社の導入事例インタビュー(2021年10月13日公開。数年前の情報です)
ZiiiRA
ポイント:本数を多く試したい広告用では、1本の単価より「試す速さ」が効く場合があります。外注の納期が気になってきたら、作る部分の一部を社内に移すことも考えてみてください。
3社の比較
| 比べる点 | セレス | くら寿司 | バルクオム |
|---|---|---|---|
| 進め方 | 企画から投稿まで外に任せる | 社内の少人数で作る | 外注から社内に切り替える |
| 主な目的 | 採用 | 知ってもらう、ファンを増やす | 広告の成果を上げる |
| 本数の考え方 | 月4〜5本に絞る | 型を決めて出し続ける | 週10本ほど作って試す |
| 公開されている成果 | 約1か月でDMから応募の相談 | ショート1本で4,800万回以上の再生 | 月10万円以上の外注費を削減 |
3社に共通しているのは、まず目的を決め、それに合う本数と任せる範囲を選んでいることです。自社の目的に近い会社の進め方から取り入れてみてください。「うちは寿司屋ではないから」と思わずに、型や本数の決め方だけを借りてくるのがコツですよ。
9.ショート動画の外注で失敗しやすい4つのパターン
結論
本数と目的を決めずに頼むと、費用がむだになりやすいです。
最後に、ショート動画の外注でよくある失敗をまとめます。どれも、頼む前の準備で防げるものです。
- 1本だけ作って判断する:1本の反応では、良し悪しが分かりません。最初から3か月分の本数で予算を組みましょう
- 投稿用の値段で広告用を頼む:単価の安い投稿用のつもりで頼むと、広告で使える作り込みになりません。どちらを作るのかを先に伝えてください
- 任せきりにする:自社の強みや、言ってはいけないことを伝えないと、どこの会社でも言える動画になります。企画の土台は社内で用意しましょう
- 権利を決めずに作る:出演者や音楽の使える範囲が足りないと、あとで広告に使えません。契約の前に確かめておくと安心です
外注した動画が思ったように伸びないと、制作会社のせいにしたくなりますよね。ですが、目的と本数を伝えずに「いい感じに」と頼むのは、行き先を言わずにタクシーに乗るようなものです。頼む前に、目的、届けたい相手、月の本数の3つを紙に書いて渡すだけでも、仕上がりは変わりますよ。
10.ショート動画制作のよくある質問
結論
迷いやすい点は、ここで先に確かめます。
ショート動画制作の相場は、1本いくらですか?
任せる範囲で変わります。公開されている料金の例では、素材を渡して編集だけなら1本数千円〜3万円台、撮影と編集を頼むなら2万5,000〜8万円前後、企画から作り込む広告用なら10万〜35万円ほどでしょう。まずは投稿用か広告用かを決めると、どの価格帯を見ればよいかが分かります。
フリーランスに頼む場合の相場は、いくらですか?
素材を渡して編集だけを頼むなら、1本1,000〜10,000円ほどが目安とされています。クラウドソーシングの募集では、継続で1本3,000〜8,000円という例もあります。企画や撮影まで頼むと数万円になることもあるので、どこまで含むかを先に確かめてください。
運用代行に頼むと、月にいくらかかりますか?
企画から投稿まで任せる月額のプランでは、月5本で15万円、月8本で35万円〜といった料金が公開されています。投稿や分析まで含むので、1本あたりに直すと制作会社に頼むより高く見えることもあるでしょう。運用代行の料金の比べ方は、SNS運用代行の相場の記事でくわしく紹介しています。
ショート動画の制作には、どのくらいの期間がかかりますか?
外に頼む場合、最初の1本は相談から2〜3週間ほどを見ておくと安心です。構成、撮影、編集のそれぞれで、1本目を5営業日ほどで出すと案内している会社もありますね。2本目以降は、作り方が決まっているぶん速くなります。
おすすめのショート動画制作会社は、どこですか?
目的によって合う会社が変わるので、一律には言えません。採用、集客、広告など、自社と同じ目的の実績があるか、投稿用と広告用のどちらが得意か、数字を見て次の企画に活かしてくれるかを確かめて選んでください。2〜3社から同じ条件で見積もりを取ると、金額と中身を比べやすくなります。
まとめ:ショート動画制作は「任せる範囲」と「本数」から決める
結論
目的と月の本数を決めてから、頼み先と予算を選びます。
ショート動画制作の金額がばらばらに見えるのは、任せる範囲と本数が会社ごとに違うからでした。投稿用か広告用かを決め、どこまでを任せるかを決めれば、見るべき価格帯と頼み先は自然に絞れます。
- 費用は「任せる範囲」で変わり、編集だけなら数千円から、企画から作り込むと10万円以上が目安
- 予算は「1本の単価×月の本数×期間」で考え、まとめ撮りで1本あたりの金額をおさえる
- 頼み先は、月の本数と社内で使える時間で選び、権利の扱いは契約の前に確かめる
次の1アクション
ショート動画で増やしたいもの(応募、問い合わせ、知ってもらうことなど)を1つ決め、3か月で何本出すかを書き出してみてください。それを見積もりの依頼に添えるだけで、各社の金額を同じ物差しで比べられるようになります。
無料資料:企業のYouTubeショート活用ガイド
YouTubeショートを企業の集客に活かしたい担当者に向けた、全26ページの資料です。
- ショートに任せる役割を、先に決められます
- 5つの型から企画を選び、次に見てほしい長い動画とセットにできます
- 続けられる本数と体制、費用の考え方を整理できます
資料のページから、無料でダウンロードしていただけます。
ショート動画の本数や頼み先を一緒に整理したい方は、無料相談もご利用ください。無理な営業や、根拠のない約束はしません。お話を伺って難しいと判断した場合も、正直にお伝えします。
支援内容はサービス紹介にまとめています。
運営会社:ZiiiRA
企業・経営者・専門家のビジネスYouTubeを、戦略設計から企画・制作、運用・改善まで支援しています。支援チャンネル数80以上、累計制作本数3,000本以上(ロング・ショート合計。公式サイト掲載の実績)。※成果は、案件・期間・市場環境によって異なります。
出典
- JPC(バズARMY)「縦型ショート動画制作」 https://www.jpc-ltd.co.jp/movie/service/vertical-short/
- 美手紙(ショート動画屋さん)「1分のショート動画制作の費用」 https://bitegami.com/posts/1min-short-video-cost2
- 動画幹事「ショート動画制作会社」 https://douga-kanji.com/posts/shortvideo-production-company
- stock-sun「1分のショート動画制作の相場」(2026年9月24日更新) https://stock-sun.com/column/short-video-editing-market/
- クラウドワークス「ショート動画編集の在宅ワーク」の募集(2026年8月掲載) https://crowdworks.jp/public/jobs/13380326
- studio15「セレスの採用SNS開始わずか1.5ヶ月・月数回投稿のみでDM経由の応募を獲得」(2026年2月13日公開) https://studio15.co.jp/news/20260213
- くら寿司「YouTubeチャンネル登録者数10万人を突破」 https://www.kurasushi.co.jp/author/005001.html
- 広報会議(宣伝会議)「従業員の個性を活かした内容の動画でメディアからも取材依頼が来るように」(2022年3月7日公開) https://www.sendenkaigi.com/marketing/media/kouhoukaigi/023507/
- MarkeZine(2025年3月21日公開) https://markezine.jp/article/detail/48467
- LetroStudio「バルクオム 導入事例インタビュー」(2021年10月13日公開) https://service.aainc.co.jp/product/letrostudio/article/case-interview-bulkhomme
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※2026年10月時点の情報です。



