NEWS / 2026.10.19

YouTubeマーケティング会社の選び方|4つのタイプと、成果までつなげる会社の見分け方【相談前チェック付】

更新日:2026年10月19日|ZiiiRA編集部

商談につながるYouTubeマーケティング会社。深い緑の壁の前の木の机に、ノートパソコンとコーヒーカップとノートが置かれている

YouTubeマーケティング会社を探し始めると、「おすすめ15選」のような一覧がたくさん出てきて、どこも良さそうに見えてしまいますよね。でも、一覧を上から順に比べても、なかなか決めきれないものなんです。

理由はシンプルで、「YouTubeマーケティング会社」という言葉の中に、得意なことがまったく違う会社がまとめて入っているからです。動画を作るのが得意な会社もあれば、広告の配信が得意な会社も、社内のチームを育てるのが得意な会社もあります。

「3社に話を聞いたら、3社とも言っていることがばらばらだった」……そんな経験に、心当たりはないでしょうか。

この記事では、YouTubeマーケティング会社を4つのタイプに分けて整理し、自社の目的から相談先を決める方法をお伝えします。そのうえで、最初の相談で聞いておきたい5つの質問と、成果の約束を決めるときの数字の分け方、外部の力を借りて成果につなげた2社の実例を紹介しますね。

先に答え

会社は、目的に合うタイプで選びます。

YouTubeマーケティング会社は、「チャンネル運用型」「広告運用型」「タイアップ型」「戦略・伴走型」の4つのタイプで得意なことが違います。まず自社の目的を1つに決めてからタイプを選び、最初の相談で「何の数字で成果を見るのか」を確かめると、成果までつなげてくれる相手を選びやすくなります。

この記事のポイント

  • YouTubeマーケティング会社と、動画制作会社の違い
  • 4つのタイプごとに任せられることと、社内に残ること
  • 自社の目的から、相談するタイプを決める方法
  • 成果までつなげる会社を見分ける5つの質問と、契約の前に決める数字
  • 外部の力を借りて成果につなげた2社の進め方

こんな人向け

YouTubeで問い合わせや商談を増やしたいと考えていて、外部の会社に相談しようとしているマーケ責任者や経営者の方に向けて書いています。

YouTubeを使った集客の考え方そのものから整理したい方は、先に → YouTubeマーケティングの全体像 を読んでみてください。

1.YouTubeマーケティング会社とは? 動画制作会社との違い

結論

会社は、見たあとの行動まで考えます。

YouTubeマーケティング会社とは、YouTubeを使って問い合わせや売上、採用などの成果を上げるために、動画づくりの前後にある「誰に何を届けて、見たあとにどう動いてもらうか」まで一緒に考えてくれる会社のことです。

動画をきれいに作ることと、動画で成果を上げることは、似ているようで別の仕事なんです。

ホワイトボードの前で、外部の担当者が企業のメンバーに進め方の全体像を説明している会議の様子

動画を作る会社と、成果までの道筋を考える会社

動画制作会社は、決まった内容の動画を、決まった品質で納めるのが仕事です。一方でYouTubeマーケティング会社は、どんな人に向けた動画を、どの順番で出し、見た人にどこへ進んでもらうかを考え、公開したあとの数字を見て次を直していきます。

もちろん、制作会社の中にもマーケティングまで受ける会社はありますし、その逆もあるでしょう。会社の看板よりも、「どこからどこまでを受け持ってくれるのか」で見ていくのが確実ですよ。

作る動画の中身が決まっていて、制作だけを頼みたい場合は、→ YouTube動画制作会社の選び方 が参考になると思います。

「YouTubeマーケティング会社はどこ?」に1つの正解はない

検索すると「YouTubeのマーケティング会社はどこですか?」という質問がよく見つかります。気持ちはとてもよく分かるのですが、この質問には1つの正解がありません。

問い合わせを増やしたい会社と、新商品を一気に知ってもらいたい会社とでは、相談すべき相手がそもそも違うからです。名医を探す前に、内科なのか整形外科なのかを決めるのと少し似ていますね。

2.YouTubeマーケティング会社の4つのタイプ(得意なことがまるで違う)

結論

タイプは4つ、得意はそれぞれ違います。

YouTubeマーケティング会社は、「チャンネル運用型」「広告運用型」「タイアップ型」「戦略・伴走型」の4つに分けて考えると、比べやすくなります。

1つの会社が複数のタイプを兼ねていることもありますが、それでも「一番の得意」はたいてい1つです。まずは4つの違いをつかんでおきましょう。

動画の編集画面に向かう担当者と、奥でタブレットを見ながら話し合うメンバーがいるオフィス

チャンネル運用型

自社のYouTubeチャンネルを、企画から撮影、編集、投稿、月ごとの振り返りまで受け持つタイプです。いわゆる運用代行は、このタイプに入ると考えてください。動画を積み重ねて、検索やおすすめから長く見られるチャンネルを育てたいときに向いています。

広告運用型

YouTube広告の配信を受け持つタイプです。誰に広告を見せるかの設定、広告の動画の出し分け、配信結果を見ての調整が主な仕事ですね。限られた期間で多くの人に届けたいときや、狙った人に確実に見せたいときに力を発揮します。

タイアップ型

すでに多くの視聴者がいるYouTuberと組んで、商品やサービスを紹介してもらう企画をまとめるタイプです。出演してもらう人の選び方や、企画のすり合わせ、公開後の結果の確認までを受け持ちます。自社のチャンネルがまだ小さくても、すぐに多くの人に知ってもらえるのが強みでしょう。

戦略・伴走型

何のためにYouTubeをやるのか、どの数字で成果を見るのかを一緒に決め、社内のチームが動けるように支えるタイプです。手を動かすのは社内のメンバーで、外部の担当者は定期的に助言や指導をする、という形も多いですね。将来は社内で回せるようになりたい会社に向いています。

タイプ 主に任せられること 向いている目的 社内に残ること
チャンネル運用型 企画、撮影、編集、投稿、月ごとの振り返り 問い合わせ、採用、信頼づくり 目的を決めること、商品の知識、出演、問い合わせへの対応
広告運用型 広告の配信設定、広告の動画の出し分け、配信結果を見た調整 新商品を短期間で知ってもらう、狙った人に届ける 広告費の決定、広告から来た人を受け止めるページ
タイアップ型 出演してもらう人の選定、企画のすり合わせ、結果の確認 自社チャンネルが小さいうちに知ってもらう 商品の提供、紹介してほしい内容の確認
戦略・伴走型 目的と数字の設計、社内チームへの助言や指導 いずれ社内で回せるようにする 撮影や編集など手を動かす作業の多く

お金の払い方も、タイプで変わる

タイプが違うと、お金の払い方も変わります。チャンネル運用型は毎月決まった額を払う形が多く、広告運用型は広告そのものの費用に運用の手数料が加わる形が一般的です。タイアップ型は企画1本ごと、戦略・伴走型は月ごとの顧問料や、期間を決めた契約になることが多いでしょう。

同じ「月○万円」でも、広告費が含まれているのか、動画の本数は何本なのかで中身はまったく違います。チャンネル運用を任せる場合の月額の目安は、→ YouTube運用代行の費用と選び方 で3つの価格帯に分けて紹介しています。

3.目的から、相談するタイプを決める

結論

タイプは、増やしたいもので決まります。

相談先のタイプは、「YouTubeで何を増やしたいか」を1つに決めると、自然に絞り込めます。

目的が決まらないまま相談すると、どの会社も自分の得意な方法をすすめてくるので、比べようがなくなってしまうんです。

工場が見える会議室で、作業着の担当者が付せんを貼りながら目的を話し合っている様子
増やしたいもの まず相談したいタイプ 最初に確かめたい数字
問い合わせや資料請求 チャンネル運用型、または戦略・伴走型 動画からサイトに来た人の数と、資料請求・問い合わせの数
新商品やサービスを知ってもらうこと 広告運用型、またはタイアップ型 狙った人に届いた数と、商品名で検索された数
採用の応募 チャンネル運用型 採用ページへ進んだ人の数と、応募の数
社内で回せる体制 戦略・伴走型 社内で作れた本数と、続けられた月数

目的は1つに絞ってから相談する

「問い合わせも採用も知名度も」と全部を一度に狙いたくなる気持ちは、よく分かります。ただ、全部を同じ重さで追うと、どの数字も中途半端に終わりやすくなります。

いちばん増やしたいものを1つ決めて、残りは「おまけで増えたらうれしいもの」として扱ってみてください。私たちZiiiRAが相談を受けるときも、最初にうかがうのは「この1年で、YouTubeから何を増やしたいですか」という質問なんです。

目的が2つあるときは、順番を決める

どうしても2つの目的があるときは、どちらを先にやるかを決めましょう。たとえば、まず広告で新商品を知ってもらい、そのあとチャンネルで詳しい使い方を伝えて問い合わせにつなげる、という順番も考えられます。

順番が決まれば、最初に相談するタイプも1つに決まりますよね。

広告とチャンネル運用、どちらに予算をかけるか迷う方へ

「まず広告で知ってもらうか、チャンネルを育てるか」で、相談するタイプは変わります。無料資料「YouTube広告と運用代行、どちらに予算をかけるか」(全28ページ)では、広告と運用代行の違いと、組み合わせ方を順番にまとめています。

  • 月額ではなく、「止めたら何が残るか」で比べられます
  • 5つの物差しで、広告と運用代行のどちらから始めるか決められます
  • 組み合わせ方と配分を決めて、予算案にまとめられます

4.成果までつなげる会社の見分け方(最初の相談で聞く5つの質問)

結論

最初の相談で、5つを確かめます。

最初の相談では、「何を増やしたいかを聞いてくるか」「実績の中身を話せるか」「報告にどの数字を入れるか」「社内の役割を示せるか」「最初の3か月の判断の仕方を決められるか」の5つを確かめましょう。

提案書はどこもきれいにできているので、紙だけでは違いが見えにくいですよね。そこで、実際に話してみて初めて分かる部分を確かめていきます。

応接スペースで、企業の担当者と外部の会社の担当者が向かい合って話している様子

質問1:「何を増やしたいですか」と最初に聞いてくれますか?

成果までつなげてくれる会社は、再生回数や登録者数の話より先に、自社の事業や、増やしたい数字のことを聞いてきます。反対に、最初から「この企画が流行っています」という話が続くときは、自社の目的とずれていないかを確かめておきましょう。

質問2:実績を「どの段階から、何をして、どうなったか」で話せますか?

「実績あり」という言葉だけでは、その会社が何をしたのかまでは分かりません。海外向けのWebマーケティングを支援している世界へボカン株式会社の代表は、チャンネルを始めた1年目に外部のYouTubeコンサルタントに依頼したものの、提案が自社の方針とやや異なると感じて、社内での企画・運用に切り替えた経験を語っています。

そのうえで、選ぶときは、どんなチャンネルをどの段階からどう伸ばしたのか、その過程を具体的に確かめること、そして編集や構成、サムネイルなどにどこまで深く関わっていたかを見ることが大切だと話していました(出典は記事末)。実績を聞くときは、数字の大きさより、そこに至るまでの話を聞いてみてください。

質問3:毎月の報告に、どの数字を入れてくれますか?

報告の中身が再生回数と登録者数だけだと、YouTubeが売上にどうつながったのかが見えません。動画からサイトに来た人の数や、資料請求、問い合わせの数まで並べて見てくれるのかを確かめておきましょう。

問い合わせの数は社内にしかないことも多いので、「どうやって一緒に見ますか」と聞いておくと、話がぐっと具体的になりますよ。

質問4:社内の誰に、何をお願いすることになりますか?

どのタイプに頼んでも、社内の出番はゼロにはなりません。出演する人、内容を確認する人、問い合わせを受ける人を、提案の段階で具体的に示してくれる会社なら、始めたあとに慌てずに済みます。

「全部お任せください」とだけ言われたときほど、社内の役割を一度確かめておくと安心です。

質問5:最初の3か月で何をして、何を見て判断しますか?

YouTubeは、始めてすぐに大きな結果が出るとは限りません。だからこそ、最初の3か月で何本出して、どの数字を見て「続けるか、直すか」を決めるのかを、先に話し合っておくことが大切なんです。

判断のしかたが決まっていれば、途中で「このままでいいのかな」と不安になったときも、同じ物差しで話し合えます。

5.成果の約束は、どの数字で握る? 契約の前に決めておくこと

結論

成果の数字は、3段で決めます。

成果の数字は「見られ方」「見たあとの行動」「事業の成果」の3つの段に分けて決め、それぞれ誰が測るのかまで契約の前に決めておきましょう。

「成果にこだわります」という言葉は頼もしいのですが、何の数字の話なのかを決めておかないと、あとで食い違いが起きやすくなります。

夜の会議室で、モニターに映したグラフを見ながら数字を振り返るメンバー

数字は3つの段に分けて決める

1段目は、動画がどう見られたかを表す数字です。表示された回数、クリックされた割合、どこまで見られたか、といったものが入ります。動画やサムネイルを直すための手がかりになり、早いうちから動きが見えますね。

2段目は、見たあとの行動を表す数字です。概要欄からサイトに来た人の数や、資料請求の数がこれにあたりますね。3段目は、問い合わせや商談、受注、採用の応募など、事業そのものの成果です。

1段目と2段目は外部の会社が中心になって追い、3段目は社内の数字と合わせて一緒に見る、という分け方が現実的ではないでしょうか。

「再生回数を保証します」は、そのまま喜ばない

再生回数や登録者数は、広告を使えばある程度は増やせる数字です。そのため、「再生回数を保証します」という約束が、問い合わせや商談につながるとは限りません。

約束の言葉を聞いたら、「その数字が増えると、自社の何が増えるのですか」と一度聞き返してみてください。

契約書で確かめておく4つのこと

  • チャンネルの管理権限:チャンネルの持ち主は自社にして、外部の会社には必要な権限だけを渡す
  • 動画と素材の扱い:撮影した素材や、編集前のデータを契約後も使えるか、別の用途に使い回してよいか
  • 契約の期間とやめ方:最低の契約期間と、途中でやめるときの手続き
  • 報告の中身と回数:毎月の報告にどの数字が入り、定例の打ち合わせを何回持つか

動画からサイトや問い合わせにつなげる流れの作り方は、→ YouTube集客のやり方 で詳しく解説しています。

6.実例:外部の力を借りて、YouTubeを成果につなげた2社

結論

成果を出す会社は、行き先を握ります。

外部の会社と組む形は会社ごとに違っても、成果を出した会社は「自社の専門性」と「見たあとの行き先」を自分たちで握っています。

ここでは、外部の力を借りてYouTubeを始めた2社を、公開されているインタビューや事例から紹介します。組み方がかなり違うので、自社に近いほうを読んでみてください。

実例1|メディアグロース(SEOコンサルティング):立ち上げから専門の支援会社と組み、問い合わせにつなげた

株式会社メディアグロースは、SEOのコンサルティングと自社メディアの運営をしている会社です。自社の問い合わせを増やす目的でYouTubeチャンネル「SEO大学」を立ち上げ、立ち上げの初めから、企業向けのYouTube支援を専門にする会社と組んで運用しています。

  • もともとの状況:問い合わせは代理店経由や知人の紹介、自社メディアからが中心で、月に平均5件ほどでした
  • 外部に任せたこと:チャンネルの立ち上げと運用の支援。決め手は編集の質(文字の入れ方や間の取り方)で、代表が細かく指示を出す手間がほとんどかからないと話しています。急いで出したい話題には、頼んだ翌日に動画が仕上がることもあったそうです
  • 社内で握ったこと:代表自身のSEOの知識をもとにした動画の中身と、動画の内容に合わせた資料(特典)の用意。動画の最初と最後で、その資料を案内しています
  • 成果:開設から3か月目ごろに問い合わせが入り始め、その時点ですでに受注にもつながっていて、受注額は1,000万円を超えていたと紹介されています。動画は月に4〜5本のペースでした。開設から約1年の時点では、YouTube経由の資料ダウンロードが月におよそ100件、そのうち10件ほどが問い合わせになり、受注率はおよそ3割(月に3件ほど)です。動画を見た人が正社員として1名入社したことも紹介されています
  • 出典:支援会社による公開インタビュー(2025年6月公開。数字はインタビュー時点の本人の発言です)。出典は記事末

月の再生回数は平均2,000〜3,000回ほどだそうですが、それでも問い合わせと受注につながっているのが分かりますね。動画ごとに合う資料を用意して、見たあとの行き先をはっきりさせたことが、数字の大きさ以上に効いたのではないでしょうか。

実例2|東京ブレイズ(ろう付の製造業):公的な支援でアドバイザーと組み、社内チームを育てた

東京ブレイズ株式会社は、金属をつなぐ「ろう付」という加工と、その装置や材料を手がける製造業の会社です。コロナ禍で工場見学を含む対面の営業が難しくなったことをきっかけに、営業を支える方法として動画に取り組み始めました。

  • 始めた経緯:最初の説明動画は外部に頼んで作り、「分かりやすい」と好評でした。ただ、外部に頼み続けると費用の負担が大きいため、動画づくりの経験がある若手社員を含む4名で社内チームを作りました
  • 外部の力を借りたこと:企業として発信するときの視点や、公開してよい内容の判断に専門家の助けがほしいと考え、東京都中小企業振興公社の支援事業で、専属のアドバイザーに続けて支えてもらいました。何を作るかの計画、どのSNSで発信するか、撮影や編集のしかたまでを一緒に話し合っています
  • 助言で変わったこと:工場は機密が多く中を見せられないという悩みには、「製品を映せなくても、働く人の真剣な表情や姿で会社の魅力は伝えられる」という助言がありました。「全く違うテーマで何本も作るのはプロでも大変なので、同じテーマをシリーズにしましょう」という助言を受けて、支援が始まってから8か月あまりで20本の動画を作っています
  • 成果:動画をきっかけにお客様や営業先から連絡が入るようになり、「問い合わせの入口」として働いていると紹介されています。社内でも、世代や部署を越えて話すきっかけになったそうです
  • 出典:東京都中小企業振興公社の事例ページ(2023年12月時点の情報)と、同社のお知らせ。出典は記事末

立ち上げのころは、アドバイザーが社内の全体会議で動画に取り組む意味を話してくれたことも紹介されていますね。手を動かすのは社内でも、外の人が社内の理解づくりまで支えてくれると、続けやすさがまるで違いますね。

2社から分かること

メディアグロースはチャンネル運用の支援を外部に任せ、東京ブレイズは戦略・伴走型の支援で社内チームを育てました。組み方は正反対に近いのに、どちらも自社の専門性と、見た人に次に進んでもらう行き先は自分たちで握っているんです。

第3章で決めた目的に照らすと、すぐに問い合わせを増やしたいならメディアグロースの組み方、社内で続けられる形を作りたいなら東京ブレイズの組み方が近いと言えそうです。ほかの会社の取り組みは、→ 企業YouTubeの成功事例 でも紹介しています。

7.相談する前に社内でそろえておく5つのこと(相談前チェック)

結論

相談前に、5つをそろえます。

相談の前に「増やしたいもの」「今の数字」「使える予算と期間」「社内で動ける人」「見たあとの行き先」の5つをそろえておくと、会社ごとの提案をそのまま比べられます。

準備なしで相談すると、どの会社にも同じ説明を一からすることになり、提案もばらばらになりがちです。同じ説明を5回繰り返すころには、自分でも何を話したか分からなくなってしまいますよね。

机の前で、資料を見ながらノートに相談前のメモを書き出している担当者

相談前チェック(この5つをメモにして持っていく)

  • 増やしたいもの:YouTubeで1年後に増やしたいものを1つ(問い合わせ、資料請求、採用の応募など)
  • 今の数字:今の月ごとの問い合わせの数と、どこから来ているか(紹介、検索、展示会など)
  • 使える予算と期間:まず何か月、月にどのくらいまでなら試せるか
  • 社内で動ける人:出演できる人、内容を確認する人、窓口になる人の名前
  • 見たあとの行き先:動画を見た人に案内する資料や相談のページがあるか、なければ用意できるか

全部が決まっていなくても大丈夫

5つすべてに答えがなくても、相談はできます。決まっていないところは「まだ決まっていません」と正直に伝えれば、そこを一緒に考えてくれるかどうかも、会社を見分ける手がかりになりますよ。

同じメモを全社に渡す

複数の会社に相談するときは、同じメモを全社に渡してください。前提がそろうので、届いた提案の違いが、そのまま会社の考え方の違いとして見えてきます。

8.YouTubeマーケティング会社選びでよくある失敗4つ

結論

失敗は、選び違いと未決定から始まります。

失敗の多くは、会社の腕よりも、タイプの選び違いと、決めごとをしないまま始めてしまうことから起こります。

どれも、始める前の少しの確認で防げるものばかりです。

失敗1:一覧の順位や知名度だけで選ぶ

おすすめ一覧の上にある会社が、自社の目的に合うとは限りません。問い合わせを増やしたいのに広告が得意な会社を選ぶと、知ってもらう数は増えても、相談にはつながりにくいままかもしれません。

失敗2:目的を決めずに「全部お任せ」にする

目的を伝えないまま任せると、外部の会社は、自分たちが成果を出しやすい数字を追うことになります。悪気があるわけではなく、ほかに追う数字がないからなんです。

失敗3:見たあとの行き先を用意しないまま始める

動画がよく見られても、見た人が進む資料や相談のページがなければ、問い合わせは増えません。メディアグロースが動画ごとに資料を用意していたように、行き先づくりは社内で先に進めておきたいところです。

失敗4:最初の数か月だけで続けるかを決める

始めてすぐの数字は、まだ動画の本数も少ないので、良くも悪くもぶれやすいものです。第4章の質問5で決めた判断の時期が来るまでは、同じ物差しで見続けてみてください。

9.YouTubeマーケティング会社のよくある質問

結論

疑問には、結論から答えます。

YouTubeのマーケティング会社は、どこに頼めばいいですか?

一律の答えはなく、YouTubeで何を増やしたいかによって、相談すべき会社のタイプが変わります。

問い合わせを増やしたいならチャンネル運用型か戦略・伴走型、新商品を早く知ってもらいたいなら広告運用型かタイアップ型から探すと、候補を絞りやすくなります。

成果報酬で頼むことはできますか?

扱っている会社はありますが、多くは毎月決まった額か、本数ごとの契約です。

成果報酬の場合は、何を「成果」と数えるのか(再生回数なのか、問い合わせなのか)を、契約の前に必ず文字で確かめておきましょう。

広告と自社チャンネル、どちらから始めるべきですか?

すぐに多くの人に知ってもらいたいなら広告から、時間をかけて信頼を積み上げたいなら自社チャンネルから始めるのが基本です。

広告で知ってもらった人が、あとで自社チャンネルの動画を見て問い合わせる、という組み合わせ方もありますよ。

小さな会社でも相談できますか?

もちろん相談できますよ。東京ブレイズのように、公的な支援事業を使ってアドバイザーに支えてもらう方法もあります。

予算が限られるときは、全部を任せるのではなく、目的と数字の決め方だけを外部に相談し、手を動かす作業は社内で進めるという形も考えられます。

途中で別の会社に変えることはできますか?

変えられます。そのためにも、チャンネルの持ち主は自社にしておき、撮影した素材を契約後も使えるかを最初に確かめておきましょう。

そもそも自社でYouTubeを始めるべきかどうかから考えたい方は、→ 企業YouTubeの始め方 も参考にしてみてください。

まとめ:YouTubeマーケティング会社は「一覧」より先に「目的」で選ぶ

結論

目的を1つ決めて、相談先を選びます。

4つのタイプの違いを知ったうえで、増やしたいものを1つ決めて相談先を選び、成果の数字と社内の役割を契約の前に決めておきましょう。

冒頭で、「YouTubeマーケティング会社」という言葉の中には、得意なことの違う会社がまとめて入っているとお伝えしました。自社の目的がはっきりすれば、一覧の中から相談すべき会社も自然に絞られていきます。

  • YouTubeマーケティング会社は、チャンネル運用型・広告運用型・タイアップ型・戦略・伴走型の4つのタイプで得意なことが違う
  • 最初の相談では、何を増やしたいかを聞いてくるか、実績の中身を話せるか、報告にどの数字を入れるかなど5つを確かめる
  • 成果の数字は「見られ方」「見たあとの行動」「事業の成果」の3つの段で決め、誰が測るかまで決めておく

次の1アクション

第7章の相談前チェックの5つのうち、「増やしたいもの」と「今の数字」の2つだけでも、今日メモに書き出してみてください。

その2つがあれば、相談する会社のタイプも、最初に聞くことも決まります。

無料資料:YouTube運用代行の費用比較と選び方

YouTubeを外部に任せる前に、比べ方と確かめ方を整理できる全36ページの資料です。

  • 任せる範囲を決めてから、見積もりを比べられるようになります
  • 月額だけでなく、社内の手間まで含めて比べられます
  • 契約前のチェックリストで、確かめ忘れを防げます

資料のページから、無料でダウンロードしていただけます。

自社に合うタイプから一緒に整理したい方は、無料相談もご利用ください。私たちZiiiRAは企業・経営者・専門家のビジネスYouTubeを、戦略設計から制作・運用まで支援しています。無理な営業や、根拠のない約束はしません。お話を伺い、難しいと判断した場合も正直にお伝えします。

支援内容はサービス紹介にまとめています。

ZiiiRA

運営会社:ZiiiRA

企業・経営者・専門家のビジネスYouTubeを、戦略設計から企画・制作、運用・改善まで支援しています。支援チャンネル数80以上、累計制作本数3,000本以上(ロング・ショート合計。公式サイト掲載の実績)。※成果は、案件・期間・市場環境によって異なります。

サービス内容を見る

出典

  • 株式会社BIRDY「運用3ヶ月で1,000万円受注!YouTube運用でリード獲得を加速させたSEO会社の事例【株式会社メディアグロース 舟崎友貴様】」(2025年6月10日公開) https://birdy-official.co.jp/media-growth/
  • SEO大学 – メディアグロース(株式会社メディアグロース 公式YouTube) https://www.youtube.com/@media-growth
  • 東京都中小企業振興公社 デジポート「約8か月で20本の動画を作成 顧客との信頼関係を構築する製造業の動画マーケティング」(2024年3月15日公開、2023年12月時点の情報) https://digiport.tokyo/cases/case191/
  • 東京ブレイズ株式会社「PR動画のYouTube配信を開始しました。」(2023年9月27日) https://www.tokyobraze.co.jp/news/pr-movie/
  • 東京ブレイズ株式会社 公式YouTube https://www.youtube.com/@tokyo-braze
  • 株式会社BIRDY「BtoB企業がなぜYouTubeで年商1億円を生み出せたのか?成功の裏側に迫る!【世界へボカン株式会社 徳田 祐希様】」(2025年7月8日公開) https://birdy-official.co.jp/s-bokan/

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